Glacier Ivory Daleについて
田中 誠一2014年に大阪・住之江区の小さな倉庫を借りてGlacier Ivory Daleを始めたのは、前職の家電量販店で「部屋に合わないエアコンを売り続けることへの違和感」が積み重なったからです。カタログのスペックを読み上げるだけの接客に限界を感じ、自分で採寸して、自分で設置して、自分でアフターケアまで責任を持てる店をつくりたいと思いました。最初の半年は受注が月に3件ほどで、配管材料費の支払いに苦労した時期もありました。それでも、設置後に「去年より電気代が下がった」と連絡をくれるお客様が少しずつ増えていきました。
転機は2018年の夏でした。近隣の工務店から「賃貸物件向けのポータブルスプリット設置を一緒にやらないか」という話をいただき、それまで手がけていなかった工事不要タイプの機器を本格的に学び直しました。メーカーの技術研修に参加し、設置条件の細かい違いが性能にどう影響するかを実測で確認しながら、自分たちの施工基準を一から作りました。この経験が、現在の「機種選定の精度」という考え方の土台になっています。どの機種も、部屋の断熱性・日射条件・使用時間帯を聞いてから選ぶ、という手順は今も変わっていません。
現在は大阪市内を中心に、兵庫・奈良・京都の一部エリアまで対応しています。スタッフは田中 誠一4名。大きくするつもりは今のところありません。担当者が変わらないことが、うちの一番の強みだと思っているので。空気清浄機との組み合わせ提案や、省エネ補助金の活用サポートなど、取り扱いの幅は少しずつ広がっていますが、「一台ずつ、正確に」という姿勢は変えていません。
田中 誠一阪府出身。大手家電量販店で8年間、空調売り場を担当したのち、2014年に独立してGlacier Ivory Daleを設立した。量販店時代に感じた「スペック先行の接客」への疑問が、独立の直接的な動機になっている。2018年にポータブルスプリットシステムの技術研修を修了し、賃貸住宅向けの施工実績を積み上げてきた。愛用の工具はFLUKE社の温度計測器で、設置後の吹き出し温度を必ず実測してから引き渡す習慣がある。休日は近所の銭湯に通うのが週の楽しみ。「冷やすことと、温めることは、同じ仕事だと思っています」が口癖。